• 公開日: 2024-10-09
  • 最終更新日:

レンタルサーバーでPHPのメモリ上限増やしていますか?&注意点

ジェネリック画像

はじめに

皆さんは、ご利用のレンタルサーバーでPHPのメモリ上限を設定していますか?
多くのレンタルサーバーでは、初期設定のメモリ上限が128MBなど、
WordPressのようなCMSを快適に利用するにはやや不足している場合が少なくありません。
(プラグインが多い場合は、より顕著になると思います。)
PHPのメモリ上限を増やすことで、管理画面の動作など、
サイトの動作が全体的にかなり改善します。
(今までの環境による)
(例: 64MB→1024MBだったらかなり改善すると思われるが、256MB→1024MBだと、そこまで改善しない可能性が高い。)

今回はphp.iniでPHPのメモリ上限を1024MBに増やして、
WordPressやPHPを使う動的アプリケーションの動作を改善していきます。

使用サーバー: さくらのレンタルサーバー スタンダードプラン

注意:
さくらのレンタルサーバーの場合プロセスあたりのメモリ使用量が2048MBを超えたら
自動的にOSがプロセスをKillします。
そして、Killログが多数記録された場合サーバーアカウントに制限が入る場合があります。

解説(memory_limitを1024Mにする)

共有サーバーの場合はマナーを守ってリミッターを増やしましょう

あまりにもリミッターを解除しすぎると他の利用者の迷惑になります。
ですので、1024MBぐらいに抑えといてください。
1024MBもあれば枯渇することは滅多にないはずです。

まずは各自のレンタルサーバーのphp.iniを編集するが画面に行ってください。
さくらのレンタルサーバーの場合は スクリプト設定 > php.ini設定で設定できます。

さくらのレンタルサーバー コントロールパネル スクリプト設定 > php.ini設定

各自php.iniの編集画面にたどりつけたら、以下の内容を入力してください
※書き方を少しでも間違えたら、サイトが表示されなくなったりします。
自己責任でお願いします。免責事項にも記載されています。

また、「MB」ではなく「M」と記載をしてください。
そして、サーバーによっては「1G」などとGBに対応してない場合がありますので、
なるべく「M」での記載をしたほうが良いと思われます。

memory_limit = 1024M

まとめ

何回も言いますが、共有サーバーの場合はメモリ上限を8192M(MB)などに絶対に設定しないでください
たかがPHPぐらいなので1024Mで事足ります。
もし、それぐらいにしなきゃいけない規模だったらAWSやさくらのクラウドなど使ったほうが良いと思いますし。

そして、管理画面などの動作が快適になったのではないでしょうか。
例えば、投稿をローディングするとき、裏でかなり重い動的な処理が走ります。以前は、
数秒固まってたなどあったと思いますが、一瞬で完了するといった改善が見られたのではないでしょうか。

共有サーバーなのでマナーを守ってリミッターを解除しましょう。

参考

よかったらグッドボタン&シェアお願いします!

送信したコメントは承認作業を行うまで表示されません。ご了承ください。
なお名前の入力は任意でメールアドレスの入力も必要ありません。 CAPTCHA(画像認証)の文字が表示されない場合は再リロードしてください。

CAPTCHA


記事の削除依頼や修正依頼については、問い合わせにて受け付けております。
ぜひお気軽に問い合わせください。

筆者のプロフィール

profile-img

名前: Otusoaオツソア (本名: 小林 栄太)

主に1年半ぐらい趣味でWebサイトを作っています。
このブログは痒い所に手が届くニッチな技術を提供します。
当サイトでは、自分の好きなようなことをマイペースに発信していきます。
※私は謎の備忘録おじさんではなく、謎の備忘録お兄さんです(2009年生まれ)

Contact